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フィリピン法人の円口座と米ドル口座のつくりかた【BPIで実践】

フィリピン法人の円口座と米ドル口座を開設する手順を説明します。節々にならではの落とし穴があるので注意が必要です。
 
 

フィリピン法人ペソ口座のつくりかた

 
そもそものフィリピン法人のペソ口座のつくりかたを簡単に説明します。フィリピン法人のつくりかたはこちらで紹介している通りですが、フィリピン法人口座の開設手順は次の通りです。
 

  1. トレジャラー(財務役)の個人名義口座に資本金を振り込む
  2. 法人を設立する(上の資本金の振込確認が必要)
  3. 設立した法人名義のペソ口座を開設する(上の法人設立が必要)
  4. トレジャラー個人名義の口座から資本金を法人名義の口座に移す

トレジャラーの個人名義口座は以降は必要なくなります。ここで開設された法人名義の口座はペソ口座なので、ここから円口座と米ドル口座を開設します。為替トレンドによって換金のタイミングを調整するなどで、外貨口座の需要があります。
 
 

最低預入金用の外貨を確保する

 
日本では考えにくいですが、フィリピンの銀行口座は最低預入金があります。個人口座の場合も同様で、私が個人で使っているRCBCでは1万ペソ、会社が使っているBPIで5万ペソです。これを下回るとペナルティでいくらかお金が引かれます。日次で課されるか、月末時点で最低預入金を上回っていればいいかは銀行によって異なるようです。

最低預入金はBPIの場合、円口座で5万円、米ドル口座で500ドルでした。これを外貨で準備する必要があります。円は持っているので問題ないかと思いますが、米ドルはアヤラモールなどの大きな両替所でないと、買うことができないので注意が必要です。
 
 

必要書類を準備する

 
銀行にいくと次のような必要書類リスト(2018/10/07現在のもの)をもらえます。チェックの付いている書類が2セットずつ必要なようです。これらを準備しましょう。ちなみに私の場合は、必要書類リストには書いてありませんが、これに加えて営業許可書の原本とコピーが必要だと言われて2度いくことになりました。


 
 

役職を持つひとで銀行に行く

 
ここまで揃えば銀行に行くだけです。プレジデントとセクレタリー、トレジャラーでいきます。行けない人がいた場合はIDのコピーと、公証人サイン付きの委任状があればそれでもいいようです。IDを忘れないようにしましょう。いくつかの書類にサインをして、手続き完了です。数日で使えるようになるようです。
 
 

通常はこれで終わるはずなのですが、システム障害で登録ができないと言われて、1週間待ってようやく使えるようになりました。もはや最悪の事態の想定は常にできるようになったので、心穏やかでいられるようになったのがせめてもの救いです。今回はまだ1週間でよかったですが、何が起こるかわからないのがフィリピンですね。
 

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